先輩スタッフインタビュー
相談先がたくさんあり
安心して働ける職場です
- 作業療法士Hさん
- 2010年4月入社
ケアステーションかしの木 在籍
主な業務内容について教えてください
リハビリテーションの提供、介護・看護スタッフへの指導を行っています。他に、事業所内での委員会や会議へも参加します。
作業療法士になった理由を教えてください
私が高校生の時、大腿骨の良性腫瘍で入院・リハビリをしました。その時、心の支えになってくださったのが作業療法士さんでした。リハビリという長い時間を共にし、身体だけではなく心も支える仕事だということを身をもって知り、私もこんな仕事に就きたいという気持ちが芽生えたのを覚えています。
職場の雰囲気はどうですか?
和気あいあいとした、とてもアットホームな職場です。私は特に、困った時の相談先が多いのがとても良いと感じています。所属する施設の上司やベテランスタッフはもちろん、すべての施設を横断した「リハビリ部会」というものがあり、約200名のスタッフが在籍しています。そこではかなり専門的な相談もできて、心強いです。どんなことがあっても共有・共感してもらえるという安心感があるので、楽しく働けています。
これまでの仕事で印象に残っているエピソードはありますか?
この仕事をしていると、「看取り」について考えることが多くあります。人生の最期を迎える方に、私達はどんなことができるのか、そこに関わる様々な職種のスタッフで考えた経験がとても印象に残っています。
例えば食事について。口から食べることと尊厳を持って生きることはつながっていると思います。点滴からの栄養補給だけでなく、できる限り味わう喜びを感じていただきたい。医師との相談が必要ではありますが、昔から好きな食べ物をペースト状にして少量を口に含んでもうらうこともあります。そういった取り組みをご本人やご家族に喜んでいただけると、とてもやりがいを感じます。
これからリハビリ職を目指す方、転職を考えている方へのメッセージをお願いします
リハビリ職は、病院・診療所・介護福祉施設・訪問介護など、様々なフィールドで活躍ができます。どのフィールドに自分のやりがいがあるかは、働く中で気づくこともあるかと思います。母体である医療生協さいたまには、たくさんの施設があります。地域との連携を密に、安心して暮らせるまちづくりに取り組むこともできますし、医療の現場で専門性を磨いていくことも選択できます。やってみたいことがあればきちんと耳を傾けてくれる環境がありますので、これからいろんなことにチャレンジしたい方にもおすすめです!