先輩スタッフインタビュー

より良くあるために
「みんなで考える」

主任介護支援専門員Aさん
2008年3月入社
医療生協ケアステーションうらしん 在籍

主な業務内容について教えてください

所長業務(事業所目標推進・所内財務労務管理・所内運営・所外連携の推進)と、居宅運営会議メンバー、主任介護支援専門員および介護支援専門員業務を行っています。

介護職を選んだ理由を教えてください

キッカケは、親の老後を支える立場にあったこと、体力に自信があったことでした。8年間介護職を経験した後、腰痛によりドクターストップがかかってしまいました。それでも介護職の経験を活かし、少しでも社会で役立つことをしたいという思いからケアマネジャーに転身しました。

職場の雰囲気はどうですか?

60名強の職員が在籍しています。それぞれの部門で特徴は違いますが、品が良く、明るく活発な人、美味しいものに詳しい人、健康意識の高い人が多いと思います。皆さん人生経験が豊かで、職員の私生活で大きなイベントが発生しても、仕事が続けられるよう支えあう文化があるのが良いところです。

これまでの仕事で印象に残っているエピソードはありますか?

ケアマネジャー3年目の時に、ガンの末期の方を担当していました。その方は身体機能も低下し、歩行も大変な状態でした。しかしある日、「最後のお礼」だと言って自分の故郷のお土産を持って事務所に来てくれたのです。ご親戚に付き添われ、命がけと言っても過言ではなかったと思います。利用者様からの贈り物は受け取らないルールでしたが、とても断れずにいると、先輩に「これは受け取りなさい」と言われたことを覚えています。

これから介護職を目指す方、転職を考えている方へのメッセージをお願いします

私は未経験から介護職を8年経験し、医療生協さいたまへ入職した時に介護職から介護支援専門員へと職種変更をしています。入職当時は、基礎的な力量が足りなかったはずです。それでも、入職後に必要な学習や支援を沢山頂き、そのお陰で今があります。
職業人としても個人としても、生き方を見本にしていきたいと思える先輩職員や組合員さん達とのつながりを得たことは、私の人生の宝物になりました。
医療生協さいたまは、より良くあるために「みんなで考える」ことを大切にしています。時間がかかることもありますが、まじめにコツコツ前進し続ける姿勢に共感し、就職先として選んでいただけると嬉しく思います。一人はみんなのために、みんなは一人のために「ふだんのくらし、そのままに」医療生協が大切にしている介護を、ぜひ一緒に実現しましょう。