病気や障害などにより、ご自宅で療養が必要な方に、主治医の指示のもと、看護やリハビリを提供します。
【看護】対象:高齢者、障害、難病、小児まで幅広く対応しています。健康状態の観察(血圧、体温、呼吸、脈拍)、日常生活のケア(排泄、清拭、服薬管理等)医療処置・管理(胃ろう、酸素、床ずれなど)認知症や精神疾患のある方の看護、緩和ケア、難病の方の支援などを行っています。また、療養上のアドバイス・介護指導など、ご本人様だけでなく、ご家族への支援もさせて頂きます。
【リハビリ】立つ・座る・歩くなどの動作訓練や、呼吸器疾患のある方の呼吸方法などを行っています。ご本人にあった目標を立て、痛みの緩和や動作練習を行い、目標を達成できるよう支援させて頂きます。
深谷生協訪問看護ステーション
看護師 永躰千春
深谷生協訪問看護ステーションは、地域により深く根づいていけるよう、体操教室やサークル活動、学習会の開催や、必要としているところへはどこへでも行くという精神で通常の業務、組合員や地域活動も積極的に取り組んでいます。
継続して行なっている取り組みの、1つとして、「NPO法人、あったか村」への出張学習会についてお伝えします。「あったか村」とは高齢者の居場所提供を目的とした、ミニデイホームで、共に食事を楽しみ、娯楽の場としてNPO法人が運営しています。わたしたちの学習会は2ヶ月に1回ですが、フレイル予防や介護保険についてなど、ご要望のテーマに応じて様々な学習会を行なっております。すでに開始して2年目となり、みんなすっかりお馴染みの顔が並びます。ちょっとしたことでも相談し合える気兼ねない顔が見える関係、いつもの顔。法人は違えども、同じ地域で共に暮らす仲間意識を決して忘れません。学習会の名のもとに、最近では歌や笑いヨガも楽しむ場となっております。さらに最近では、大人の紙芝居が大変好評で一緒に行ったスタッフも聞き入ってしまうほどです。テーマは高齢者向けとし、担当スタッフが市の図書館に足を運び、楽しめるものを選んでおります。紙芝居は認知症の進んだ方も、元気な人も共に楽しい時を過ごすことができる不思議な力があります。
あったか村に行くと、私たちの心も温かくなります。地域のこと、そこに住む人のことを知る。私たちのことも知っていただく。互いに支え合う関係性の構築を目指しています。